科学離れ
子供の科学離れが問題だとかいわれている。
でんじろうなる人物が救世主扱いされている。
面白実験は、子供の関心を科学に向けることなどできるだろうか。
確かに、小学生の興味をひき付けるには大きな効果があるようにみえるかもしれない。
しかし、それは一時的に、そのショーを面白いと感じたに過ぎない。これは科学そのものへの興味ではないのだ。
手品のショーが面白いからといって、手品師を目指す人が沢山出てくるわけではない。
もし、この子供だましのショーを見せて勉強させるという方法をとるのであれば、興味を持続させるため授業毎に観せ続けなければならない。
そんなことができるだろうか。また、そんなことで学びたいなどと思うようになるだろうか。
また、このおもしろ実験の後の解説は、わからない現象をわからない言葉へ置換したに過ぎない。これでは、科学の布教どころか、そのつまらないところをわざわざ提示しているようなものである。
もしも、持続的な関心を持たせたいのであれば子供だましはやめて、量子論だとか、現代科学の面白いところを理解させずとも語って聞かせればいいのではないか。
小学生には無理かもしれないが(そもそも小学生に関心を持たせるという意義が謎。)、中学生ならできるだろう。
きっと、その話を理解したいと思う生徒が出てくるはずである。





