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価値

04 29, 2010 | 雑記

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人生の意味なんていうとき、それには二通りの捉え方があると僕は思っている。
一つ目は自らの存在することの価値。生きていること自体に価値はあるのかということ。もう一つは何を求めてどこへ向かっていけば良いのか、それを指し示してくれる何らかの価値ある目的のこと。
人生の意味がどうのと考えている人は、その問をより明確にしていくと大抵このどちらかについて考えているのだけれど、この二つを混同してしまうために見通しが利かなくなっている。
この記事は僕自身の頭の中を整理するためのものだ。公開するのは、何かおかしなところがないか賢い読者である皆さんに指摘してもらうためだ。

まず、一つ目から。
自己の存在の価値についてだが、これは簡単に片付く。結論としては人間にはわからない、だ。
自分自身の存在というのは、そもそも価値を定めるための大前提だ。これは確実だ。自分が居なくては価値など定めようがないのだ。それなのにその前提である存在自体に価値をつけようなんていうのはおかしな話なのだ。
それでもやっぱり価値を付けたいから、人間は自己の枠を超えたところに視点を持っていって価値を付けようとする。社会だとか、家族だとかいう共同体の視点に立って自らの役割を考えそれを価値とする。
しかし、これもまた、自分の枠の中での時と同じ理由でおかしなことになる。社会も家族も所詮はただの人の集まりだ。社会や家族の存在自体に何の価値があるといえるだろう。
結局、枠の外側の視点を求め続ければ神ということになるのだろうか。人は神を知ることはできないだろう。

二つ目。
存在することを前提としての価値ある目的はどこにあるのか、という問題。
この手の問題に関する議論を気持ち悪くしているのは二つ目と一つ目を混同するところから生じていると思う。存在自体の価値を言えないことと、存在することを前提とした、その目的、方向性というのは別ものだ。
嘗てこの二つ目の問題に対して答えが用意されていた時代があったようだ。何を疑うこともなく、ただ立身出世に燃えていられたり、また飛行機に乗って軍艦に突っ込めたりするそれだ。そのときには国レヴェルでの大きな理想や共通した目的があったのだろう。彼らの行動には、少なくとも彼ら自身には意味があった。
現代、僕らはそんなに素直じゃない。今だって良い会社に入れとか、いい大学に行けとかそういうのが無いとは言わないが、その価値を単純に信用できなくなっているのは確かだ。
生き方は多様だ。僕らは可能なだけ好きなように選択できる。あえて反発して生きることだってできる。
そもそもこの問題が問題としてあるのは、どこへ向かって進めばよいのかわからないという不安から生じているのだ。答えは一つしかない。好きなようにするということだ。それ以外に何ができるだろう。これは実は今も昔も変わらず同じなのだ。目的があったといわれる当時は大多数が教育や境遇などから似たいようなことを考え疑わなかったというだけの話だ。彼らは彼らで好きなように生きた。
今、この時代、この環境に生きる僕らもまた好きなように生きる。
どこかに誰にも共通した価値ある目的に足るものがひょっとするとあるのかもしれない。しかし、誰もがそこを目指しているわけではないだろう。僕らは失敗することも、自ら命を絶つことだってできる。
目的をもって生まれてくるわけではないのだ。どうすべきかなどということは誰にも言えない。
好きなように生きるといっても、その「好き」には共通した方向性が出てくるだろうという反論があるかもしれない。確かにそういった方向性は出てくるだろうと思う。けれどそれをできるだけ具体的にしたからといって、それには限界があり、どこへ向かって生きるのかという問題の具体的な指針にはとうていなり得ないだろうと思う。また、注意が必要なのは「好き」だとか「良い」ということを突き詰めて考えると身動きが取れなくなる。というのは、無限といっていいような可能性を全て考えることは人間にもスパコンにもできないし、ではその考える可能性にどこかで線を引こうと思ってもその線の引き方にはまた無限と言っていいような可能性が生じる。そんなことに費やされる人生はとても「良い」とは思えないし、そんな生き方は「好き」にもなれないと思う。つまり厳密に考えて出してはならない。具体的な指針などというものは理屈で導けるような代物ではないのだ。





二つ目、空中分解。
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